[読書]「人生と投資のパズル」角田康夫著 投資家のための助言メモ

人が直感に基づいた判断で行動するとき、合理的な価値判断や投資行動がとれないことが往々にしてある。どんなときに、どうしてそのようなことが起こるのかを、行動経済学(行動ファイナンス)の観点から、実例ベースで分かりやすく説明した本。

誤った・偏った行動に陥らないようにするための注意点が、各章末に傾向と対策としてリストアップしてある(ただの羅列ともいえるので、少し整理されていればもっと参考になったのに…)。投資に応用したいが、分かっていても心理的に流されてしまうことがある点に注意。ルールを決めて機械的にやるなどの対策が有効。

巻末に、ギャンブラー、(長期)投資家、フィナンシャルプランナーそれぞれに向けた助言がまとめられている。以下は、"投資家のための助言"から抽出した自分用のメモ(一部大意を変えない程度に省略、改変)。全部を読みたい人は本を買うべし。

  • 投機と投資を峻別し、投機には色を見せないようにしよう。
  • 知らないうちに投機的習慣を身に付けていないか自問しよう。
  • 短期的な成功に目を奪われず、常に広いフレームを持とう。
  • ときにはわざと反対の立場で考えるようにしよう。
  • つぎ込んだ費用は戻ってこない。つぎ込んだ費用を過大視してないか。
  • 効率市場仮説に惑わされずに、知力を駆使して「考え」よう。
  • 現状維持バイアスや決定麻痺に囚われていないか。ときには果敢にリスクをとることも必要。
  • 値段を頻繁に確認するのは止めよう。一年に一回で十分。
  • 安全域は計算ミスや運の悪さを帳消しにしてくれる。
  • 投資成績悪化の原因は、よい球を見分けられないからではなく、バットを振るのをやめられないからかもしれない。
  • 投資理論は、表面だけではなく本質を理解してから応用しよう。
  • 日本市場は逆張り、バリュー投資に向いているので、自分がバリュー投資家になれるかどうか検討してみよう。
人生と投資のパズル (文春新書)人生と投資のパズル (文春新書)
角田 康夫

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テーマ : 超・初心者の株式投資 - ジャンル : 株式・投資・マネー

タグ : 読書 投資

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