読書「おカネの発想法」木村剛著
どこかで薦められていたので読んでみた。前半はおカネとは何か、株式会社とは何か、資本主義とは何かについて易しく噛み砕いて説明、後半はおカネとの付き合い方、護り方、殖やし方について述べている。
(1)カネ余り、財政赤字のため、日本経済には急激なインフレ、円安のリスクがある、(2)投資は副業、まず本業(自分の得意な/好きな仕事)に全力で取組め、(3)投資を始める前に最低二年分の生活防衛資金を貯めよ、といったところが強調されているところに著者の色が出ている。支出を抑えるべし、長期分散投資でリターンを得るべし、などは個人投資初心者向けの類書と共通。
本書は資産形成、個人投資をする上での背景知識について、まず概念的な理解をしたいという人向け。本書後半については同著者の「投資戦略の発想法」と基本的に書いてあることが同じで、中身が薄まっている。資産形成について関心のあるサラリーマンには、まず必要な心構えも含めた実践的な入門書として「投資戦略の発想法」がおすすめ。そのために前提となる上記前半の内容について、見当がつかないので何となく理解したいという人は本書を読んでもいいと思う。
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タグ : 読書
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