読書メモ「世界にひとつしかない黄金の人生設計」(持ち家vs賃貸)

第1部 STEP1 持ち家と賃貸はどっちが得?

「持ち家を持っていれば家賃を払わなくていい」→「持ち家という不動産(資産)が家賃分の利益をもたらしている」
と考えれば、借金をして家を買うのは、レバレッジをかけて不動産投資をするのと同じ。
持ち家か賃貸かは、リスクをとって不動産に投資するか、そうでないかの違い。

うちは当分夫婦二人で今の賃貸部屋で十分なので、当面は賃貸で余剰資金を投資に回していくつもり。(ネックはペット可の物件が賃貸ではかなり限られてしまうこと(ほとんどない…))

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
橘 玲 海外投資を楽しむ会

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目次
第1部 不動産は人生にとってほんとうに必要か?(持ち家と賃貸はどっちが得?
不動産の値段はどうやって決まる? ほか)
第2部 6歳の子どもでもわかる生命保険(生命保険の仕組み
不思議の国の保険会社 ほか)
第3部 ニッポン国の運命(年金と医療保険について考えてみよう
やがて哀しき国民健保 ほか)
第4部 自立した自由な人生に向けて(人生設計の基礎知識
「もうひとつの人生」を目指して)

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タグ : 読書 投資

読書「おカネの発想法」木村剛著

どこかで薦められていたので読んでみた。前半はおカネとは何か、株式会社とは何か、資本主義とは何かについて易しく噛み砕いて説明、後半はおカネとの付き合い方、護り方、殖やし方について述べている。

(1)カネ余り、財政赤字のため、日本経済には急激なインフレ、円安のリスクがある、(2)投資は副業、まず本業(自分の得意な/好きな仕事)に全力で取組め、(3)投資を始める前に最低二年分の生活防衛資金を貯めよ、といったところが強調されているところに著者の色が出ている。支出を抑えるべし、長期分散投資でリターンを得るべし、などは個人投資初心者向けの類書と共通。

本書は資産形成、個人投資をする上での背景知識について、まず概念的な理解をしたいという人向け。本書後半については同著者の「投資戦略の発想法」と基本的に書いてあることが同じで、中身が薄まっている。資産形成について関心のあるサラリーマンには、まず必要な心構えも含めた実践的な入門書として「投資戦略の発想法」がおすすめ。そのために前提となる上記前半の内容について、見当がつかないので何となく理解したいという人は本書を読んでもいいと思う。

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読書「生物と無生物のあいだ」福岡伸一著

分子生物学の歴史と、一番乗りを争う研究競争の現場を描いた読み物として楽しめた。

分子の大きさに対して生物の大きさ(構成する分子の個数)がどうしてこれほど大きいのかという辺りなど、言われてみれば当たり前だと思うが、説明がうまく語り口が滑らかなので、知っている部分はそうそうと納得しながら、知らなかったこともそうなんだとすんなり頭に入ってきて読みやすい。

生命とは動的平衡にある流れであるというのが結論の一つ。自分自身も、隣にいる妻も、飼っているネコも実は動的平衡にある流れなのだと考えてみると、実感が湧きにくいだけにおもしろい。一方通行の時間の流れによる無秩序の増大に抵抗して秩序を維持するがために、今の自分を構成しているものは一年前の自分とほとんど入れ替わっているのだ。

読んでいて気になったのは、レトリックに凝りすぎて表現が所々でくどく感じたこと。せっかく"科学者でありながら"文章がうまいのだから、情景描写など前菜の味付けはほどほどに、科学啓蒙書のメインディッシュである本筋部分でより多くの人に面白く/分かりやすく読ませる文章を書いてほしいと思う(注:今でもメインディッシュはじゅうぶんすぎるくらいおいしいが、前菜にちょっと凝りすぎ。できればその労力を回してもっとメインディッシュをおいしくしてほしいという意味)。

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